ルノワール+ルノワール展@京都国立近代美術館


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 うちの近くでやってたので昨日行ってきました。


 画家のピエール=オーギュスト・ルノワールと、その次男で映画監督のジャン・ルノワールの、絵画と映画を組み合わせた珍しい企画展。画家のルノワールは有名だけど、僕の場合ジャン・ルノワールゴダールやリヴェットなどに影響を与えた映画監督だと聞いていたのでむしろそっちが楽しみでした。

 でも、親父ルノワールのほうが思いのほか良かった。絵のことは良くわからんが、なんかすごいというのは分かった。意味も分からず呆然と立ちつくす絵というのはこういうものの事を言うのかと思った。

 もちろんジャンの映画の方も良くて、なるほどゴダールの極彩色はこれが元ネタなのか、と「フレンチ・カンカン」などをニヤニヤしながら見てました。で、そのジャンも、原色大好きな親父の影響をもれなく受けていいるわけで、メディアが変わって表現方法が変わってもそのエッセンスが受け継がれていく様子が見れて面白かったです。


今日の鬱しりとり:魔が差す