完売地下劇場 REVENGE 1〜3 - ラーメンズ、劇団ひとり、ホームチーム
完売地下劇場 REVENGE Basement1 無源/Basement2 煩悩 [DVD]
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90年代末から今世紀初頭にかけて、爆オンに出てた頃のラーメンズが出演していたイベント宣伝番組「完売劇場」の舞台コント集。他にも、劇団ひとり、ホームチーム、マキタスポーツ、ダンディ坂野等が出演。ダンディが懐かしすぎる。
「Basement1 無源」
ホームチームというコンビのコントを初めて見たのだが、意外とかなり面白い。実直な与座とニヒルな檜山の掛け合いが独特な雰囲気で、場当たり的なトークも面白いし、コントの筋もよく練りこまれている。現在までにメディア露出が低いのはなぜだろう。この巻のラーメンズは「映画好きの会話」の冗長バージョンと「ドーデス」なので、むしろホームチームのほうが印象に残っている。
「Basement2 煩悩」
「朝まで生テレビ」のセットを使いまわし、浅草キッドを司会に迎えての討論会。若い頃の小林賢太郎がお笑いに対する姿勢を語っている。この頃から既に舞台を中心とした構想があったようで、テレビに出てナンボだという浅草キッドや劇団ひとりとの議論は必見。
「Basement3 我流」
鉄板コントになっている「タカシと父さん」「現代片桐概論」のプロトタイプが収録されている。「現代片桐概論」は定期公演の教授バージョンではなく教師バージョンで、個人的にはこちらのほうがいい。教師の形態模写が秀逸すぎる。あとこの巻のホームチーム檜山はカミすぎ。
ラーメンズとホームチーム以外はBasement1だけでお腹いっぱいなので飛ばしてしまった。
これはトップランナー版の「現代片桐概論」。ギリジンは立っているだけ。逆に「タカシと父さん」ではコバケンは座っているだけで、ギリジンが動きっぱなし。一人が全く動かないこの形態について、小林賢太郎はトップランナーで「やってはいけないことではないのに、誰もやってない」と言っている。