Bossa Antigua - Paul Desmond

Boss Antigua

Boss Antigua

 デイヴ・ブルーベック・カルテットのサックス奏者であるポール・デスモンドが、カルテッド解散後に作成したボサノヴァ作品。ギターはジム・ホール、ベースがジーン・ライトでドラムがコニー・ケイ。
 デイヴ・ブルーベックのごっついピアノもいいが、個人的にジム・ホールの柔らかいギターに絡むデスモンドのクールな演奏、そしてボッサの組み合わせは凶悪すぎると思う。ボッサのゆったりさとウェストコーストのクールさがいい感じに合ってて気持ちいい。

  1. Bossa Antigua
  2. Night Has a Thousand Eyes
  3. O Gato
  4. Samba Cantina
  5. Curacao Doloroso
  6. Ship Without a Sail
  7. Alianca
  8. Girl from East 9th Street


M1:Bossa Antigua
タイトル作。ギターのイントロが印象的。明るくてやさしい曲なのに少し悲しくなるのはなぜだろう。


M2:Night Has a Thousand Eyes
 邦題「夜は千の眼をもつ」。シンクラッシュの緊張感と、ギターとサックスのやさしい音色が絶妙に絡む、ジャズ奏者のボサノヴァらしい逸品。


M7: Alianca
 唯一のアップテンポナンバー。


M8: Girl from East 9th Street
 邦題「東9丁目の女」。もちろん、「The Girl From Ipanemaイパネマの娘ボサノヴァの超スタンダードナンバー)」へのあてつけだろう。「The Girl From Ipanema」の若々しくておてんばな感じとは対照的に、洗練された都会の雰囲気が漂う大人の女って感じ。